大学生がオススメする世界一周スポット!未承認国家ナゴルノ・カラバフってなんですか?!
世界には未承認国家というものが結構あるものです。
有名なとこでコソボ共和国。セルビア人とアルバニア人による民族紛争を経て、現在国家として認められつつあるのですが、独立国とはまだ言えない状況です。
今回紹介するナゴルノ・カラバフもコソボのようにアルメニア人とアゼルバイジャン人との民族紛争がありました。現在はアゼルバイジャンの領土の一部をアルメニア人が実効支配している状況です。
入国はアルメニアからしかできず、たしかナゴルノ・カラバフに入国してしまうとアゼルバイジャンに入国できない場合もあるようです。
世界一周でしか行かないようなアルメニアからしか行けないので、まさしく世界一周でしか行けないスポットではないでしょうか。(個人的にアルメニアは通いたいほど好きですが。)
実際にナゴルノ・カラバフに行ってみた!
行き方はアルメニアの首都エレバンのキリキアバスターミナルからナゴルノ・カラバフの首都ステパナケルト行きのバンが出ています。(5000ドラムほど・約7時間)
ビザが必要なのですが、入国の時は必要なく、入国してから外務省でアライバルビザを取得します。その際、写真1枚とお金(3000ドラムほど)が必要です。出国の際に確認されるので必ず発行すること。即日発行したい場合はそれだけ早い時間のバスに乗ってください。もしそのあとアゼルバイジャンに入国したい方はパスポートにビザを貼らないでほしいと伝えましょう。
ステパナケルトの観光地とは?!
ナゴルノ・カラバフの首都ステパナケルトにはなんとも言えない観光地があります。
それが「我らが山」
ナゴルノ・カラバフといったらここ!
って感じなんですけど実際に行ってみると
「あぁ~。ふ~ん。」
っていうリアクションしかできない珍スポットです。
ただ個人的に街中を歩いてるのがとっても楽しかったです。
というのも、街の人がとても話しかけてくれるんです。
そんで写真撮って!!って言ってくれるんです。
僕が行った国の中で親切で人懐っこいのは間違いなくナゴルノ・カラバフです。
非常に生活感が溢れる街って感じです。
廃墟の街とアンブレラフォール
ステパナケルトのバスターミナルからバス(30分ほど)でシューシという街に行けます。
このまちはアルメニアとナゴルノ・カラバフの紛争があったときの傷跡を多く残す街です。
しかし一方で住んでる人たちはとても穏やかそうでした。
ツーリストインフォメーションもあるので、観光地としても整備されつつあります。
そしてもうひとつ。
このシューシの郊外に不思議な滝があります。
行き方はシューシにある博物館の館長さんに聞きましょう。
絶対に博物館内も見ていきなさいと足止めを食らいます。
喜んで見学しましょう。
そしてその滝がこれ。
はい。写真だといまいちですね。
雨降った後とかのほうがよさそうです。
ただ、ここまで歩く道中の景色が絶景で、俺ドラクエの主人公!みたいな気分になれます。思わず木の棒探しちゃいました。
帰り道歩くのが辛かったら近くの大きな道にでてヒッチハイクしたほうが早いです。
世界一周で未承認国家ナゴルノ・カラバフに行こう
ナゴルノ・カラバフは気軽に行ける国ではありません。
だからこそ。日程も行く場所も調整できる世界一周で行くのがベストでしょう。
最後に、ナゴルノ・カラバフは未承認国家で、現在は状況も安定していますが、なにがあるかわかりません。情勢をきちんと確認してから入国することをオススメします。